運動とは？

反原発の運動の現状はどうなっているのでしょうか。気になりますね。いま日本では様々な政治的主張を持った運動が行われています。反原発、脱基地、ヘイトスピーチなどなど。私はつい最近、黒い街宣車で騒いでいる集団を見かけました。

私はこういったデモなどの運動に参加したことは一度もないです。それには、少し違和感があるからです。昔、テレビで、日の丸、国歌法案の議論で、保守派が、国家が決めたことは必ず国民に守ってもらうと主張していました。そして、それを変えられないようにするために運動するといっていました。私はこのような主張を受け入れることができませんでした。運動には関わりたくなく、そもそも政治的な人間ではないのかもしれません。

原発推進派であれ、反対派であれ、運動によって何かを成し遂げようとしていますが、大切なことを忘れているように思います。運動するためには、確固たる根拠が必要です。両陣営に放射能の基本的なことを質問したら答えられない人が多いのではないでしょうか。つまり、科学的な根拠が小さいのです。例えば、女性活動家が『原発には問題がある。女としての勘で、子宮が感じる』というような趣旨のことを言っていますが、これは意味不明でしょう。

自然現象や人為的な災害には原因があります。それは、複雑ですが、原因がないということではないです。災害が起こるかどうかは、人間というお猿さんのちっぽけな運動によってどうにかなるものではなぃと思います。それをふまえれば、政治的な決断はあくまでも科学的な判断からなされるべきです。